審査はどのように行われますか。
- 応募いただいた研究作品は、アブストラクトとレポートをもとに、審査委員が予備審査(書類審査)を行います。1つの研究作品につき、複数の審査委員が評価します。上位100以上の研究作品の通過を予定しています。
これらの研究作品について、一次審査を行います。審査委員が再度書類を精査するとともに、審査会議で協議を行い、最終審査会に進出する35以上の研究作品を決定します。
最終審査会では、JSEC協賛企業の研究者や技術者も審査に加わります。各審査委員の評価を集計したうえで、審査会議で協議し、各賞を決定します。
評価項目は予備審査、一次審査、最終審査を通して、「独創性」「情熱」「当該研究についての基礎的理解度」「分析力・実証性」「計画性・科学的論理展開」「研究の卓越性」「表現能力」の7項目です。
団体部門(4名以上)の応募条件を教えてください。
- 団体部門の研究応募は、研究者全てが同一校の生徒の場合に限ります。人数は4名以上で上限は20名です。但し、学校のクラス単位での応募は可能です。指導教諭も同一高校の教諭である必要があります。
最終審査会に出場できるのは、代表研究者含む3名までとなります。
異なる学校の生徒・学生同士でチームを組んで応募することはできますか。
- 少人数部門(個人~3名)の研究であれば、応募可能です。3名チームの場合は、3名がそれぞれ異なる学校の生徒・学生でも大丈夫です。また、共同研究が可能であれば、学校同士が地理的に近くなくても構いません。例えば北海道、東京都、沖縄県の生徒・学生3名によるチーム編成もできます。
担当窓口となる指導教諭については、代表研究者が在籍する高校・高専の教諭である必要があります。
他のコンテストや研究発表会との重複応募について、制限はありますか。
- 他の大会に既に応募・発表したり、受賞したりした研究をJSECにも応募いただくことについては歓迎します。それぞれのコンテストのルールには十分ご注意ください。
ただし例外として、「日本学生科学賞」との重複応募だけはできません。 これは、「日本学生科学賞」が、JSECとともに国際大会ISEFと連携しているためです。ISEF出場につながるコンテストは1年に1つしか出場できない、というISEFのルールがあります。日本学生科学賞へ応募した際は、団体部門の研究についても、JSECへの応募はご遠慮ください。
また、同じ学校から異なる研究作品をJSECと日本学生科学賞に応募する場合、両研究の研究者に同じ生徒・学生を含めないようにご注意ください。違う研究であっても、同じ生徒・学生が両コンテストに応募すると、失格等の対象になります。両コンテストは、重複応募の確認のため、必要な情報を共有します。
学校以外で研究した作品も応募できますか。
- ご自宅のほか、大学、企業、研究機関などで行った研究も応募いただけます。応募の際は、代表者が在籍する高校・高専の先生を1名、ご担当教諭として登録いただきます。
(その先生が実際に研究を指導されたかは問いません)
応募受付後、審査結果や最終審査会案内など、事務局からのご連絡は、ご担当教諭として登録された先生を通じて行います。
同じ学校から応募する件数に制限はありますか。
- 特にございません。たくさんのご応募を歓迎します。
同じ生徒・学生が複数の研究を応募することはできますか。
- 同じ生徒・学生が複数の研究を応募することはできません。
複数の研究をしている場合は、いずれか1つを選んでご応募ください。
どの「研究カテゴリー」で応募するか迷っています。
- 最も近いと思われるカテゴリーを一つ選んでご応募ください。
原則として、応募後のカテゴリー変更はできません。
研究や実験の期間の制限について知りたい。
- 原則として、応募いただく年の1月以降に行われた研究に限ります。ただし、前年までの活動をもとにした研究も、「継続研究」としてご応募いただけます。例えば、前年までに分かったことを発展させた研究、部活などで数年間観測を続けたデータをもとにした研究、前年に観察された自然現象を分析した研究、制作に長期間かけた装置を活用した研究などです。
「継続研究」の場合は、応募フォームに、継続かどうかを伺う質問項目がありますので、その旨ご回答ください。また、研究レポートは、「前年までの研究」と「1月以降の研究」の区分が明確にわかるよう記述ください。審査は「1月以降の研究」を中心に行います。
生成AIを使用している場合、どうすればいいですか。
- JSECに応募する研究作品において、生成AI(Chat GPTなど)を使っている場合は、その使用部分と使用方法について、ご応募の際に応募フォームに記載してください。生成AIの活用については、JSECの審査委員から質問がある可能性もあります。生成AIは、生成物に間違った情報が含まれたり、著作権を侵害する可能性があったりするため、リスクを踏まえた活用が求められています。
研究作品のレポート内にQRコードを入れ、説明のボリュームを膨らませてもいいですか。
- QRコードなどを使って、リンク先にデータを置いて研究内容の説明を補足すること等はご遠慮ください。
アブストラクト(研究概要)の書き方を知りたい。
-
・JSEC2025の上位入賞研究のアブストラクトは
「JSEC2025 表彰研究作品」(https://manabu.asahi.com/jsec/2025/award/)から、PDFでご覧いただけますので、参考にしてください。
今年高校3年生・高専3年生ですが、JSECでISEF出場の候補に選ばれた場合、卒業・進級後にISEFに出場できますか。
- ISEF開催時に満20歳未満であれば出場できます。これまでも多くの先輩が、大学1年生や予備校生、高専4年生の立場でISEFに出場し、実績をあげています。
人間や脊椎動物を対象とする研究や、潜在的な危険性のある生物や装置を使う研究を応募したいのですが。
- これらの研究を行おうとする場合は、研究を始める前に学校の担当教諭に相談してください。
危険性のある研究は、大学や研究所で行う必要がある場合も多く、専門知識のある指導者のもとで行うことが前提になります。人間を対象とする研究は、アンケート調査なども含めて、対象者への十分な説明と同意が必要で、個人情報を守る義務も生じます。また、脊椎動物を死なせてしまったり傷つけたりする実験・研究は極力避けて、他の方法がないかを考えてください。
なお、研究によっては、倫理・安全性等の確認や審査のため、JSECのSRC(倫理・安全性・環境配慮の国際ルールに従って研究作品を検討する委員会/Scientific Review Committee)から必要に応じて書類の提出を求めることがあります。
必要に応じて、以下を参考にしてください。
・リスク評価を必要とする研究に関する書類(form3)
・人を対象とした研究に関する書類(form4)
・同意書 <記載例>(form4-ex)
・脊椎動物を用いた研究に関する書類(form5a-1)
・脊椎動物を用いた研究に関する書類(form5a-2)
・潜在的危険性のある生物を使用した研究に関するリスク評価書類(form6a)
・ヒトおよび脊椎動物組織に関する書類(form6b)
※研究倫理については、応募前に一般財団法人公正研究推進協会(APRIN)が無料公開している中等教育向け教材を読み、理解を深めてください。
国際大会(ISEF)の出場者はどのように決まりますか。
- JSECでは、翌年5月に国際大会(ISEF)へ日本代表を派遣しています。少人数部門(1~3人による研究)のうち、12月の最終審査会でとても優秀と評価された研究の中からISEF出場候補を選出します。その後、ご担当教諭を通じて研究者本人の意思を確認し、決定します。
なお、団体部門(同一校の4~20人、または学校1クラスによる研究)については、ISEF出場の対象にはなりません。
国際大会(ISEF)の出場希望がない場合でも、応募できますか。
- もちろん、JSECの受賞を最終目的とする(ISEF出場を希望しない)方も気兼ねなく、応募ください。ISEFへの出場は、本人の希望があり、最終審査会終了後に日本代表候補として選抜された場合のみ、となります。
英語力に自信がなくても、国際大会(ISEF)に出場できますか。
- 英語力に自信のない生徒・学生でも、気にせずJSECにご応募ください。ISEFの審査は英語での発表となりますが、審査は研究の中身であり、英語力ではありません。審査時の通訳に関しては、各出場研究に希望を確認のうえ、可能な範囲で通訳者を手配していますので、スムーズに審査を受けることができています。

