国公立大学7校の多彩な教員が高校に訪問、
またはインターネット配信で、全国の高校に最先端の授業をお届けします。
主催:朝日新聞社
協賛:代々木ゼミナール
実施期間
開催概要
7大学の教員が、全国各地のあなたの高校を訪問し(※)、現在行っている研究内容などをわかりやすく紹介する出張講義を下記のテーマで行います。対象は高校生で、講義時間は75~90分を基本とします(中高一貫校の場合は中学生の聴講も可能です)。講義の実施は、2022年10月3日(月)~12月16日(金)の平日(予定)。希望日時と各講師のスケジュールを調整の上、実施校を決定いたします。
(※)オンラインによる実施も相談可
実施大学 | 講義シラバス
3D表示技術
~今の技術、これから先の技術~
山口 一弘
工学部情報応用工学科 准教授
山形県出身/山形県立鶴岡南高等学校
3DTVに代表されるように、映像を立体として観察できる3D表示技術が身近になってきました。この講義では、人間の3D知覚の仕組み、これを利用した様々な3D表示方法について、今の時代の技術、これから先の未来の技術について解説します。
やまぐち かずひろ▶山形県鶴岡市生まれ。2007年北海道大学工学部情報工学科卒業。2009年同大学大学院情報科学研究科修士課程、2012年同大学大学院情報科学研究科博士後期課程修了。2012年から諏訪東京理科大学システム工学部、工学部助教を経て、2017年同大学経営情報学部講師。2018年公立諏訪東京理科大学工学部情報応用工学科講師。2022年より現職。計算機合成ホログラム、ホログラフィ、通信ネットワークに関する研究に従事。博士(情報科学)。
講義シラバス
公立諏訪東京理科大学
3D表示技術
~今の技術、これから先の技術~
山口 一弘
工学部情報応用工学科 准教授
山形県出身/山形県立鶴岡南高等学校
3DTVに代表されるように、映像を立体として観察できる3D表示技術が身近になってきました。この講義では、人間の3D知覚の仕組み、これを利用した様々な3D表示方法について、今の時代の技術、これから先の未来の技術について解説します。
やまぐち かずひろ▶山形県鶴岡市生まれ。2007年北海道大学工学部情報工学科卒業。2009年同大学大学院情報科学研究科修士課程、2012年同大学大学院情報科学研究科博士後期課程修了。2012年から諏訪東京理科大学システム工学部、工学部助教を経て、2017年同大学経営情報学部講師。2018年公立諏訪東京理科大学工学部情報応用工学科講師。2022年より現職。計算機合成ホログラム、ホログラフィ、通信ネットワークに関する研究に従事。博士(情報科学)。
デジタル×グローバル
~世界で戦える人材へ~
深谷 良治
データサイエンス・イノベーション研究推進センター 教授
愛知県出身/愛知県立千種高等学校
デジタル技術を活用した社会課題解決プロジェクトの国内外事例を紹介します。海外経験から得られたグローバル人材として世界で働くためのキーポイントを伝授。大学で学べる実データを用いたPBL(問題解決型)演習を紹介します。
ふかや りょうじ▶大学では理系に入学した後、経済学部に文転し、大学院は米国の工学部で文理融合を学んだ。NTT入社後は、システムエンジニア、セールスエンジニア、プロジェクトマネージャー、海外拠点長と多岐にわたる業務を経験。米国、豪州、アジアに計18年余り駐在してグローバルにデジタルビジネスを展開。豊富なプロジェクト経験をもとに2022年より産官学連携を推進するセンターにてデジタル技術を活用した社会課題解決を共同研究中。
講義シラバス
滋賀大学
デジタル×グローバル
~世界で戦える人材へ~
深谷 良治
データサイエンス・イノベーション研究推進センター 教授
愛知県出身/愛知県立千種高等学校
デジタル技術を活用した社会課題解決プロジェクトの国内外事例を紹介します。海外経験から得られたグローバル人材として世界で働くためのキーポイントを伝授。大学で学べる実データを用いたPBL(問題解決型)演習を紹介します。
ふかや りょうじ▶大学では理系に入学した後、経済学部に文転し、大学院は米国の工学部で文理融合を学んだ。NTT入社後は、システムエンジニア、セールスエンジニア、プロジェクトマネージャー、海外拠点長と多岐にわたる業務を経験。米国、豪州、アジアに計18年余り駐在してグローバルにデジタルビジネスを展開。豊富なプロジェクト経験をもとに2022年より産官学連携を推進するセンターにてデジタル技術を活用した社会課題解決を共同研究中。
DNAから紐解く
生きものたちのふしぎな世界
東城 幸治
学術研究院 理学系 教授(理学部 理学科 生物学コース)
福島県出身/福島県立福島東高等学校
遺伝子解析により究明される動物の不思議な行動やその進化的背景に関する最新の研究を紹介します。単なる研究成果の紹介ではなく、研究の各場面でどのような思考をしながら展開してきたのか? 学生や国内外の共同研究者らとの議論の過程なども含めて紹介します。
とうじょう こうじ▶筑波大学生物学類卒業後、同大学大学院生物科学研究科修了、博士(理学)。2017年より現職。進化生態学が専門。生物の特異な進化・生態について、遺伝子解析を駆使してそれらの起源(進化的背景)に迫るとともに種や遺伝的多様性の創生メカニズムを追究する。最近の話題では、世界最寒のサル生息地である上高地のニホンザル集団において、水位が低下する厳冬季の魚食行動(サル類の魚食は世界初の知見)を糞内DNAのメタゲノム解析から究明した。
講義シラバス
信州大学
DNAから紐解く
生きものたちのふしぎな世界
東城 幸治
学術研究院 理学系 教授(理学部 理学科 生物学コース)
福島県出身/福島県立福島東高等学校
遺伝子解析により究明される動物の不思議な行動やその進化的背景に関する最新の研究を紹介します。単なる研究成果の紹介ではなく、研究の各場面でどのような思考をしながら展開してきたのか? 学生や国内外の共同研究者らとの議論の過程なども含めて紹介します。
とうじょう こうじ▶筑波大学生物学類卒業後、同大学大学院生物科学研究科修了、博士(理学)。2017年より現職。進化生態学が専門。生物の特異な進化・生態について、遺伝子解析を駆使してそれらの起源(進化的背景)に迫るとともに種や遺伝的多様性の創生メカニズムを追究する。最近の話題では、世界最寒のサル生息地である上高地のニホンザル集団において、水位が低下する厳冬季の魚食行動(サル類の魚食は世界初の知見)を糞内DNAのメタゲノム解析から究明した。
見えている世界が全て?
:認知と行動のサイエンス
樋口 貴広
人間健康科学研究科 知覚運動制御研究室 教授
宮城県出身/東北学院高等学校
私たちが見たり感じたりする世界は、脳が処理している情報のほんの一部です。本講座では、心理学や身体運動科学が明らかにした、認知と行動の不思議な現象を紹介します。また認知と行動の知識を運動支援に役立てる試みを紹介します。
ひぐち たかひろ▶専門は実験心理学。運動を支える知覚・認知の機能に着目した研究を行っている。得られた成果をリハビリテーションやスポーツに応用する試みを行っている。2001年東北大学文学研究科修了。博士(文学)。
主な著書『運動支援の心理学:知覚・認知からのメッセージ』(2013,三輪書店)、『姿勢と歩行:協調からひも解く』(2015,三輪書店)、『研究的思考法:想いを伝える技術』(2019,三輪書店)
講義シラバス
東京都立大学
見えている世界が全て?
:認知と行動のサイエンス
樋口 貴広
人間健康科学研究科 知覚運動制御研究室 教授
宮城県出身/東北学院高等学校
私たちが見たり感じたりする世界は、脳が処理している情報のほんの一部です。本講座では、心理学や身体運動科学が明らかにした、認知と行動の不思議な現象を紹介します。また認知と行動の知識を運動支援に役立てる試みを紹介します。
ひぐち たかひろ▶専門は実験心理学。運動を支える知覚・認知の機能に着目した研究を行っている。得られた成果をリハビリテーションやスポーツに応用する試みを行っている。2001年東北大学文学研究科修了。博士(文学)。
主な著書『運動支援の心理学:知覚・認知からのメッセージ』(2013,三輪書店)、『姿勢と歩行:協調からひも解く』(2015,三輪書店)、『研究的思考法:想いを伝える技術』(2019,三輪書店)
東京オリンピックは何を生んだのか
~オリンピックの3つのゲームから考える~
石坂 友司
研究院生活環境科学系 准教授
北海道出身/函館ラ・サール高等学校
コロナ禍の中、東京オリンピック・パラリンピック競技大会が開催されました。この大会が都市や国に与えた影響、そしてどのような遺産を生み出したのかについて、スポーツ社会学の観点から解説します。
いしざか ゆうじ▶筑波大学大学院博士課程体育科学研究科単位取得退学、博士(体育科学)。スポーツ社会学、歴史社会学が専門。長野オリンピック、東京オリンピック・パラリンピックなどを対象に、スポーツ・メガイベントが地域や都市、国に及ぼす影響を調査・研究している。著書に『現代オリンピックの発展と危機』、『コロナとオリンピック』(ともに人文書院)、『〈オリンピックの遺産〉の社会学』(青弓社)などがある。
講義シラバス
奈良女子大学
東京オリンピックは何を生んだのか
~オリンピックの3つのゲームから考える~
石坂 友司
研究院生活環境科学系 准教授
北海道出身/函館ラ・サール高等学校
コロナ禍の中、東京オリンピック・パラリンピック競技大会が開催されました。この大会が都市や国に与えた影響、そしてどのような遺産を生み出したのかについて、スポーツ社会学の観点から解説します。
いしざか ゆうじ▶筑波大学大学院博士課程体育科学研究科単位取得退学、博士(体育科学)。スポーツ社会学、歴史社会学が専門。長野オリンピック、東京オリンピック・パラリンピックなどを対象に、スポーツ・メガイベントが地域や都市、国に及ぼす影響を調査・研究している。著書に『現代オリンピックの発展と危機』、『コロナとオリンピック』(ともに人文書院)、『〈オリンピックの遺産〉の社会学』(青弓社)などがある。
みんなで考えるSDGs
~地図にないラオスの村の教育問題~
乾 美紀
環境人間学部教授、学長特別補佐(ダイバーシティ推進担当)
兵庫県出身/兵庫県立夢野台高等学校
ラオスの山岳地帯の子どもたちはどのような教育環境で勉強し、どのような支援を必要としているのでしょうか。この講義では、SDG4の「質の高い教育」を達成するために皆にできることは何か、どうすれば世界を変えることに貢献できるか、について一緒に考えたいと思います。
いぬい みき▶関西学院大学(社会学士)、University of Wisconsin-La Crosse(Master of Education)、神戸大学大学院国際協力研究科修了(学術博士)。日本学術振興会特別研究員、大阪大学、神戸大学などでの勤務を経て現職。アメリカでラオス難民に出会ったことを機にマイノリティの教育、多文化共生教育の研究を始め、ラオスを研究フィールドとしながら学校建設活動を行っている。また外国にルーツを持つ子どもたちの教育支援にも力を入れており、研究と実践の両立を目指している。
講義シラバス
兵庫県立大学
みんなで考えるSDGs
~地図にないラオスの村の教育問題~
乾 美紀
環境人間学部教授、学長特別補佐(ダイバーシティ推進担当)
兵庫県出身/兵庫県立夢野台高等学校
ラオスの山岳地帯の子どもたちはどのような教育環境で勉強し、どのような支援を必要としているのでしょうか。この講義では、SDG4の「質の高い教育」を達成するために皆にできることは何か、どうすれば世界を変えることに貢献できるか、について一緒に考えたいと思います。
いぬい みき▶関西学院大学(社会学士)、University of Wisconsin-La Crosse(Master of Education)、神戸大学大学院国際協力研究科修了(学術博士)。日本学術振興会特別研究員、大阪大学、神戸大学などでの勤務を経て現職。アメリカでラオス難民に出会ったことを機にマイノリティの教育、多文化共生教育の研究を始め、ラオスを研究フィールドとしながら学校建設活動を行っている。また外国にルーツを持つ子どもたちの教育支援にも力を入れており、研究と実践の両立を目指している。
生命の起源にせまる?
宇宙における有機物の形成と進化
癸生川 陽子
大学院工学研究院 准教授
栃木県出身/栃木県立宇都宮女子高等学校
有機物は宇宙の様々な場所で見つかっています。しかし、どこでどのように形成されたのか、そして地球生命の起源とのかかわりには多くの謎が残されています。本講義では、最新の研究成果も含めて宇宙の有機物について紹介します。
けぶかわ ようこ▶東京工業大学理工学部卒、大阪大学大学院宇宙地球科学専攻で博士号(理学)を取得。米国カーネギー研究所、北海道大学での博士研究員の後、2014年に横浜国立大学の准教授に着任。隕石中の有機物の分析や宇宙環境の模擬実験等を通して、太陽系の物質進化、特に小天体における有機物の形成と進化の研究を行っている。はやぶさ2初期分析チームのメンバーとして小惑星試料の分析も行った。2021年度文部科学大臣表彰若手科学者賞受賞。
講義シラバス
横浜国立大学
生命の起源にせまる?
宇宙における有機物の形成と進化
癸生川 陽子
大学院工学研究院 准教授
栃木県出身/栃木県立宇都宮女子高等学校
有機物は宇宙の様々な場所で見つかっています。しかし、どこでどのように形成されたのか、そして地球生命の起源とのかかわりには多くの謎が残されています。本講義では、最新の研究成果も含めて宇宙の有機物について紹介します。
けぶかわ ようこ▶東京工業大学理工学部卒、大阪大学大学院宇宙地球科学専攻で博士号(理学)を取得。米国カーネギー研究所、北海道大学での博士研究員の後、2014年に横浜国立大学の准教授に着任。隕石中の有機物の分析や宇宙環境の模擬実験等を通して、太陽系の物質進化、特に小天体における有機物の形成と進化の研究を行っている。はやぶさ2初期分析チームのメンバーとして小惑星試料の分析も行った。2021年度文部科学大臣表彰若手科学者賞受賞。
訪問またはオンライン授業の決定
訪問は1大学につき1高校になります(計7校)
参加は無料です
事務局で選考の上、実施の可否を代表者に連絡いたします(9月下旬を予定)。選考結果の問い合わせにつきましてはご遠慮ください。実施決定確認後、授業の内容、訪問日時の詳細等のご相談をさせていただきます。インターネット配信の場合は、パソコンや回線等の受信環境は高校にてご用意いただきます。
問い合わせ先
プロフェッサー・ビジット事務局
(朝日新聞社教育総合本部内)
e-mail:profvisit@asahi.com
過去のプロフェッサー・ビジット
プロフェッサー・ビジット2021
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プロフェッサー・ビジット2019
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プロフェッサー・ビジット2017