グランドアワード[文部科学大臣賞/科学技術政策担当大臣賞/科学技術振興機構賞]
文部科学大臣賞 賞状、盾、研究奨励金
田中 翔大(市立札幌開成中等教育学校)
バイオリンのハーモニクス奏法における
倍音の持続現象に関する数理的研究
物理学・天文学
ハーモニクス奏法とは、バイオリンの超絶技巧の一つであり、自身がこの奏法の途中で指を弦から離してみても、音が持続するという現象を発見し、そこで単純な数理モデルを作り、ハーモニクスの音が持続する時間はどのようなパラメータに依存しているのか調べました。4歳の頃からバイオリンを始め、その音色の美しさと複雑性に魅了され続け、「音楽の美しさとは何か」という問いを通じて、音楽と数学の美しい調和に興奮と驚きを感じ、楽しさ一心に探究を深めてきました。
アブストラクト(研究の要約)はこちら[PDFファイルが開きます]>科学技術政策担当大臣賞 賞状、盾、研究奨励金
河野 百羽(東京大学教育学部附属中等教育学校)
光により誘導される根の緑化の発見
植物科学
植物は、地上の葉で光合成を行い、地下にある根では水分と養分を吸い上げているため、根では葉緑体が発達せず緑色にはならない、とされます。ところがシロツメクサを試験管に作成した寒天培地で種子から育てていたところ、光が当たり続けたある条件下では根の緑化が起きることを発見し、光と根の緑化現象の因果関係に興味を持ち、根の緑化と光の関係性についての実験を行ってきました。
アブストラクト(研究の要約)はこちら[PDFファイルが開きます]>科学技術振興機構賞 賞状、盾、研究奨励金
安藤 優花、石垣 美月、相原 瑛莉星(静岡理工科大学静岡北高等学校)
空気の微細な気泡と海水の
鉄電解を用いたアンモニア製造法
エネルギー:持続可能な材料・設計
アンモニアは、水素エネルギーの貯蔵媒体として期待されています。昨年の先輩チームが発明した、より安全でクリーンなアンモニア製造方法を引き継いだ私たちが、生成速度を上げるために窒素と水素の混合ガスを通気したところ、昨年の2倍の生成速度を得ることが出来ました。そこから、窒素ガスの通気と電気分解を併用することで大きく生成速度を上げることができるのではないかと考え、研究を進めました。
アブストラクト(研究の要約)はこちら[PDFファイルが開きます]>特別協賛社賞[花王賞]
花王賞 賞状、研究奨励金
坂手 遥、横山 麗乃、渉 結名(島根県立浜田高等学校)
植物乳液の防虫効果と利用法
植物科学
畑でキャベツに虫がついているのはよく見ますが、レタスには虫がついているのを見たことがありません。2つの野菜の違いは乳液の存在ですが、この植物乳液を扱った研究は少なく、その成分についても詳細にはわかっていないなか、乳液に含まれる成分は昆虫に対して追い払う効果、近づけなくする効果があると考え、研究をはじめました。
アブストラクト(研究の要約)はこちら[PDFファイルが開きます]>協賛社賞[JFEスチール賞/栗田工業賞/日本ガイシ賞/ソニー賞]
JFEスチール賞 賞状、研究奨励金
鶴丸 倫琉、柴崎 湧人(山口県立徳山高等学校)
忍具「些音聞金」の解明と応用
~忍具の謎を解き明かし、現代に役立てる~
機械工学
「些音聞金」という忍者の道具について、音の周波数に着目した結果、一部領域で大きく高音の部分が減衰している部分を発見し、定説のような音の増幅効果でなく、高音の打ち消しにより相対的に話声部分の周波数帯域が聞き取りやすくなっていることを解明しました。
アブストラクト(研究の要約)はこちら[PDFファイルが開きます]>栗田工業賞 賞状、研究奨励金
水谷 紗更(東京都立小石川中等教育学校)
炎光光度法を用いたエアロゾル粒子の
濃度測定と可視化手法の開発
環境工学
エアロゾルというのは、粉や飛沫などといった、身近な現象です。もともと目に見えない気体の挙動に関心があるなか、新型コロナウイルスが飛沫感染症なことから、エアロゾルの挙動を明らかにする手法が必要とされており、自身が少しでも役立ちたい、という思いがあって、今回の研究を深めてきました。
アブストラクト(研究の要約)はこちら[PDFファイルが開きます]>日本ガイシ賞 賞状、研究奨励金
小笠原 優海(大妻多摩高等学校)
心地良い「音楽」を「数学」で奏でる
行動・社会科学
自分の思いついた3つの音を選択するだけで、それらの音から成る和音の比を自動で導き出し、それらが心地良い音であるか否かを数学的に瞬時に判定するソフトを作成しました。小5の夏、大嫌いだった数学を突然楽しいと思う様になりました。一方で、絶対音感の自覚のもと、2歳から独学でピアノを続けています。こうした、自身と関わりの深い「数学」と「音楽」には何か繋がりがあるのでは?と興味を抱いたことが研究のきっかけとなりました。
アブストラクト(研究の要約)はこちら[PDFファイルが開きます]>ソニー賞 賞状、研究奨励金
箕浦 祐璃、光吉 音葉(文京学院大学女子高等学校)
赤い紅の『見える緑』『見えない緑』『光る緑』
~墨を用いて紅の緑色光沢を生み出す
伝統的な手法の解析~
材料科学
学校の課題研究で論文情報サイトを閲覧していた時に、「黒い墨の上に赤い紅を塗ると緑の光沢ができる」という江戸時代の記述を見て、自分達で解明したいと思ったことが研究動機です。研究に関わる重要な素材や情報を集め、当時の使用条件を推定し、緑色を作り出すことに成功し、あわせてその伝統手法の解析に至りました
アブストラクト(研究の要約)はこちら[PDFファイルが開きます]>主催者賞[朝日新聞社賞]
朝日新聞社賞 賞状、研究奨励金
森 香南子(早稲田大学本庄高等学院)
アメリカザリガニのメスからオスへの
交尾行動の解析
動物科学
8歳のころからアメリカザリガニを飼育するなか、一般的には、オスから交尾を行うとされるアメリカザリガニを、メスとオスとで別々に飼育した場合、メス・オス共に異性の水槽に対して接近行動を行うことを判明させ、メスからオスへの交尾に至るまでの行動を解析し、オスとメスの交尾行動の違いを検証しました。
アブストラクト(研究の要約)はこちら[PDFファイルが開きます]>特別協賛社奨励賞[花王奨励賞]
花王奨励賞 賞状、副賞
部家 匠(金沢大学人間社会学域学校教育学類附属高等学校)
アカハライモリの睡眠時間と音の選好
~T字パイプ装置と
画像認識システムによる行動評価~
動物科学
小学1年からアカハライモリの飼育~生態研究に没頭するなか、イモリはある周波数の音が好きであることを明らかにしました。また、ともするとアナログ的な手法になりがちだった研究解析の方法について、イモリを傷つけずに定量的なデジタルデータの取得・調査方法を開発しました。
アブストラクト(研究の要約)はこちら[PDFファイルが開きます]>花王奨励賞 賞状、副賞
三田 倫太朗(東京都立小石川中等教育学校)
銅イオンを用いた
青いフラスコの実験の開発と解明
化学
「青いフラスコの実験」とは、振ると青色=酸化型メチレンブルーの色に、静かにすると無色=還元型メチレンブルーの色になる、見せるための有名な実験の1つです。フラスコ内の溶液が青色に反応変化する時間を制御したうえで、より観客が楽しみやすい実験を行いたいと考え、研究を始めました。
アブストラクト(研究の要約)はこちら[PDFファイルが開きます]>協力社賞[竹中工務店賞/パイロットコーポレーション賞/阪急交通社賞/朝日学生新聞社賞]
竹中工務店賞 賞状、研究奨励金
野末 紗良(茨城県立並木中等教育学校)
持続可能な社会の実現に向けて
~竹繊維を用いて
ヒートアイランド現象から地球を救う!!~
エネルギー:持続可能な材料・設計
剣道部に所属していて「なぜ竹刀でうたれても木刀などよりも痛くないのか」と疑問に思い、その衝撃吸収について取り組む課程で、竹は水を多く含んでいることに気づき、竹の吸水性について調べ、その特性を活かしてヒートアイランド現象を緩和できる保水性舗道に充填する保水材として、竹を繊維状に細かく加工することを思いつき、研究を行いました。
アブストラクト(研究の要約)はこちら[PDFファイルが開きます]>パイロットコーポレーション賞 賞状、研究奨励金
杉村 怜音(明治大学付属中野八王子中学高等学校)
重ならないように自己相似図形の
縮小率を変えていったときの
最大比率について
数学
わたしは落書き好きなのですが、その際に綺麗に描けないとある図形を発見しました。その図形を綺麗に書くには、どのくらいの比率なら良いのかと計算してみたのが研究のきっかけです。図形を「一定の角度で向きを変える線分の集合」として捉え、縮小率を求める計算を行いました。"任意に定められる2つの初期条件"と"別途計算で求める1つの値"があれば縮小率を求められるという点が画期的だと考えます。
アブストラクト(研究の要約)はこちら[PDFファイルが開きます]>阪急交通社賞 賞状、研究奨励金
笹 伶夷、稲垣 智華(名古屋大学教育学部附属高等学校)
地球と月の二体系における
太陽の2次摂動による月の軌道
物理学・天文学
月・地球・太陽系における月の公転軌道を求める研究に取り組みました。先行研究では、地球のみの重力によって月の軌道が楕円になると考えられていましたが、近地点における観測データにモデルからの周期的なズレが生じていました。そこで、太陽の重力も月の軌道に影響を与えると考えて研究を進めた結果、このズレは太陽の重力が地球と月の二体系に及ぼす潮汐力的な影響によるもの、と考えます。
アブストラクト(研究の要約)はこちら[PDFファイルが開きます]>朝日学生新聞社賞 賞状、研究奨励金
奥山 悦幸(開智高等学校)
微細藻類バイオ燃料であるスクアレンを使用した
ハイブリッドロケット用固体燃料の開発
機械工学
小さい頃から航空機など、空を飛ぶものが大好きで、アメリカ旅行で航空博物館を訪れた時にバイオ燃料の展示を見て、自然由来の物から航空機燃料を作れると知り、驚きました。そこからバイオ燃料について調べ始め、ロケットに使えるのではと考えたのが、この研究を始めたきっかけです。
アブストラクト(研究の要約)はこちら[PDFファイルが開きます]>主催者奨励賞[テレビ朝日奨励賞]
テレビ朝日奨励賞 賞状、副賞
平野 仁那、酒井 美月、有村 菜摘(長崎県立諫早農業高等学校)
森林環境保全活動における
放置竹林の再利用をめざして
環境工学
全国的に増加する、管理されない放置竹林の有効な活用方法を検討するなか、長崎県で栽培が盛んな、きのこの菌床栽培に竹パウダーを再利用することをめざしました。実際の栽培には困難が伴いましたが、地元の農家の方々の助言のおかげもあり、良好な結果が得られ、安心・安全な菌床栽培が期待できます。
アブストラクト(研究の要約)はこちら[PDFファイルが開きます]>審査委員奨励賞
審査委員奨励賞 賞状、研究奨励金
三村 乙樹(芝浦工業大学柏高等学校)
エタノール水溶液蒸留中の温度変化
化学
教科書にあるワインの蒸留実験の記述のなかで、枝付きフラスコの枝分かれ部分の温度変化のみから、なぜ沸騰が始まった時点が特定されるのか疑問に思いました。そこで様々な条件のもと、エタノール水溶液を蒸留する際の水溶液と枝分かれ部分の両方の温度変化を同時に測定し、沸騰開始時点を確かめ、教科書の記述を検証しました。
アブストラクト(研究の要約)はこちら[PDFファイルが開きます]>審査委員奨励賞 賞状、研究奨励金
岡田 梨李(茗溪学園高等学校)
バラのアレロケミカルに関する研究
~除草剤の開発を目指して~
植物科学
自宅の庭にバラの木があり、バラの木の周辺には雑草が少ないことに気が付き、今回の研究に取り組むきっかけとなりました。この時の気づきから、アレロパシー現象という、植物が放出する化学物質が他の生物に何らかの作用を及ぼす現象に着目し、バラにもこの現象があてはまるのか検証を続けてきました。
アブストラクト(研究の要約)はこちら[PDFファイルが開きます]>審査委員奨励賞 賞状、研究奨励金
勝山 翔紀(海城高等学校)
DeepWaka Transformerを用いた
和歌言語モデルによる和歌自動生成
~人工知能に和歌は理解できるのか~
ロボット工学・知能機械
近年、芸術的な作品を作る機械学習モデルが注目を集めていますが、自分でも人工知能を用いて芸術的な作品を作りたいと思うようになりました。元々、百人一首や古典の授業を通して和歌に興味があり、Googleなどが非常に高精度の画像生成AIを開発したというニュースを見て、論文を読み漁るうちに「人工知能にアートは理解できるのか」といった疑問を持つようになり、研究を進めてきました。
アブストラクト(研究の要約)はこちら[PDFファイルが開きます]>優秀賞
田宮 楓、篠崎 美沙
(茨城県立水戸第二高等学校)
BZ反応の停止・復活における溶存酸素濃度変化
化学
プラナリアという扁形動物のひとつ、ナミウズムシを有性化できる誘導因子として(女性ホルモン=エストロゲンの代表的成分である)エストラジオールにその可能性があると考えて観察し続けた結果、強力な有性生殖誘導因子の組合せを明らかにしました。
酒井 陽菜
(三田国際学園高等学校)
PET微粒子を含む寒天培地の実用的かつ簡易な調製法
生化学
プラスチックの一種であるPETは軽くて丈夫なため色々なところで使われていますが、環境中での蓄積が問題となっています。そこで、目で見るだけでPETが分解されていることを確認できる、PETの細かい粒子が含まれた寒天培地作成について、これまでより安全・簡単な方法で実施できる研究を深めてきました。
金子 菜名子
(山村国際高等学校)
フラクトオリゴ糖は短鎖脂肪酸を生産する腸内細菌の割合を増加させる
微生物学
フラクトオリゴ糖は砂糖のようにすぐには分解されないため、腸内細菌のエサになります。高脂肪エサを与えたネズミは肥満化する一方、フラクトオリゴ糖を飲ませた肥満ネズミは体重増加率が低下したため、ダイエット効果が期待できそうと見立て、フラクトオリゴ糖が肥満ネズミの腸内細菌の割合を変化させることを明らかにしました。
鳴戸 崚一郎
(千葉県立佐倉高等学校)
鉛直下向きの流水の衝突時に見られる縞模様の研究
物理学・天文学
蛇口から流れ出る穏やかな水が、数センチメートル程度の近距離で水面や物体表面などに衝突した際、流水の表面には凹凸による縞模様が現れます。この現象が起こる原因について興味が湧き自身で解明することを目標として研究を開始しました。
山田 優斗
(武蔵高等学校中学校)
クレーターから探る太陽系外縁部の氷衛星の表層進化史
物理学・天文学
太陽系の木星より外側の惑星の衛星は、水の氷でできており氷衛星と呼ばれます。その表面が辿った歴史は、隕石衝突で出来た凹みであるクレーターとその周りの明るい筋である光条の分布を調べることで分かります。特にいくつかの惑星のクレーターに注目し、手作業でその位置と直径および光条の有無の測定を行いました。
松本 一生、中田 杏南、前田 孝太朗
(米子工業高等専門学校)
オゾン層モニターとしての月食分光観測
物理学・天文学
昨秋に見られた月食の分光観測を行い、月食時の月の色温度の測定を行うなか、地球の影の縁では月面が「赤色」ではなく「青色」に見える「ターコイズフリンジ」現象について、そのスペクトルがはっきり捉えられ、オゾン層の吸収帯がよく見えたそうです。これを定量化することで、オゾン層の回復状況が調べられるのではないか、と思いつきメンバー同士で研究を始めました。
藤原 弦月、竹田 脩悟
(埼玉県立浦和高等学校)
ビーナスベルトが鮮やかに見えるには
地球・環境科学
日没前後に、太陽と反対側の空に見える赤みを帯びた部分をビーナスベルトといいます。この現象について、様々な観測、ならびに計算の双方から考察した結果、エアロゾルの散乱が少ないとき、オゾンの吸収が少ないときにビーナスベルトが鮮やかに見えることが分かりました。
富樫 太輝
(白陵高等学校)
血栓形成初期過程における
VWFタンパク質の流動場中のブラウン運動の役割
計算生物学・バイオインフォマティクス
宇宙、海、血液、この3つはスケールが異なったものであるにもかかわらず、どれも渦や流れの中で成り立っており、同じ式で表現できます。その壮大さに感動し、渦、流れに興味を抱き、流体について調べていくうちに血液、その中でも血栓(けっせん)・血の塊(かたまり)の形成について研究をはじめました。
佐藤 裕成アレックス
(渋谷教育学園渋谷高等学校)
シミュレーションによる人工衛星部品再利用サービスの実用性の検証
ロボット工学・知能機械
中3の時に国際宇宙ステーションで使用されているロボットを自律走行させる大会に出場し、宇宙ロボットと人工衛星の制御に興味を持ちました。自分のように資金や設備もない人でも、宇宙開発に容易に参入できる方法はないか考え、解決策として、運用を終了した継続使用可能な衛星や部品を宇宙空間で再利用するサービスを考え、検証しました。
黒川 陸
(奈良女子大学附属中等教育学校)
強力な音場を透過した音波の振る舞い
機械工学
もともと、映画館やライブ会場で体験するような高い臨場感の音楽再生を、いつでもどこでも手軽に体験できる新しいシステムを開発したいと思いがあり、強力な音波が持つ特性の利用によって、新しい音楽再生技術を生み出すことができるのではないかと考え、今回の研究を始めました。
寺井 恒輝、山本 賢治
(滋賀県立彦根東高等学校)
正多面体の回転体における面の通過部分の体積
数学
立方体を、その最も長い対角線の周りに回転させると、興味深い形の回転体ができます。この回転体の体積は大学入試でも度々取り上げられておりますが、我々はこの美しい形状の回転体そのものに魅せられ、これを正確に描き、体積を正確に計算するアルゴリズムを開発したいと考え、研究を始めました。
敢闘賞
青山 庵
(安田学園高等学校)
クロマルハナバチ(Bombus ignitus)の雄蜂で生じる倍数化が行動に及ぼす影響
動物科学
伊藤 眞鈴、永田 篤嗣、榎本 有真
(岐阜県立大垣養老高等学校)
守れ!美濃柴犬の未来 ~繁殖と普及を目指して~
動物科学
穂波 佑成、西本 祐毅、上野 玲
(兵庫県立小野高等学校)
クロモジ(Lindera umbellata var.umbellata)とオオバクロモジ(Lindera umbellata var.membranacea)の
分類再検討 ~かおり成分と形態分析、分子系統解析から迫る~
植物科学
西角 心香、平島 柑奈、田中 龍之介
(兵庫県立小野高等学校)
スミレ属、ミヤマスミレ節の関係に迫る!
植物科学
植野 涼子
(ノートルダム清心学園清心女子高等学校)
稲踏み効果の科学的検証 ~なぜ稲踏みは寒い地方で行われるのか~
植物科学
山根 あや、向井 花
(埼玉県立浦和第一女子高等学校)
酒が漆の硬化に与える影響
化学
長谷川 楓果
(玉川学園高等部)
アミノ酸による野菜切断面の変色の促進と抑制
化学
木島 沙椰、上野 理生
(山形県立山形東高等学校)
卵白粉末を用いた泡沫が保持される炭酸飲料の開発
化学
安部 紫乃
(東京都立小石川中等教育学校)
平面的電池型スズ樹 磁界を利用した成長制御への挑戦
化学
青山 晴紀、岩佐 優花
(神奈川大学附属高等学校)
エジプトに根付いた日本米「Yabani」の起源解明
細胞・分子生物学
関藤 大晃
(愛知県立岡崎高等学校)
ウォーターベルの形状制御
物理学・天文学
楊枝 未悠、和田 誠也、田中 汰月
(大阪府立富田林高等学校)
鋼球を用いた免震装置の磁石効果について
物理学・天文学
吉井 由、近森 たお、長瀬 楽々
(池田学園池田高等学校)
桜島火山地域におけるアルカリろ紙法による火山ガス測定法の確立と広域火山ガス調査
地球・環境科学
宇都宮 櫂、馬淵 彩花、吉田 和佳奈
(静岡県立磐田南高等学校)
遠州灘の漂着軽石を探る ~福徳岡ノ場起源の軽石との比較~
地球・環境科学
下河邊 太智
(海城高等学校)
数値モデルを用いた湧水を取り巻く地下水の実態把握 ~新宿区立おとめ山公園周辺地域を例として~
地球・環境科学
鍵山 創直、木原 萌伽、矢口 怜
(島根県立浜田高等学校)
超分子色素太陽電池6つ目の特徴
酸化アルミニウム層のトンネル効果
エネルギー:持続可能な材料・設計
入選
動物科学
岡田 菜花、山本 千晴、金山 日向子
(山口県立下関西高等学校)
アメンボの視覚と学習能力について
藤田 佳歩
(東京大学教育学部附属中等教育学校)
アカハライモリの行動と社会性の解析からツボカビ病蔓延の要因を解明する
増田 温樹
(愛媛県立長浜高等学校)
カクレクマノミのダンスの秘密 ~黄色と黒のシマシマは警戒の合図~
植物科学
吉田 龍之介、村瀬 太郎、藤田 詩桜
(兵庫県立姫路東高等学校)
ブリンチュウ(Pachycereus pringlei)の刺座の配列は方程式で表すことができるのか
洞井 映里佳、岸本 理花子、山崎 かのん
(兵庫県立小野高等学校)
山田錦は霧がお好き??
宮田 愛彩、示野 安那、宮元 凛
(石川県立七尾高等学校)
タンポポの種子の特徴から見た在来種と外来種の繁殖戦略の違いについて
石井 楓菜、木村 友里笑、平野 沙季
(愛知県立時習館高等学校)
ユリノキ葉色素の季節変動と染色メカニズムの解明
化学
吉岡 歩環、高田 真斗、伊藤 瑠衣
(奈良県立西和清陵高等学校)
世界で一番高価な固形墨作り
尾原 竜弥、河島 大輝、白石 迅志
(愛媛県立松山中央高等学校)
CO2の溶解度と中和反応に関する研究 ~海洋酸性化に迫る~
鈴木 海都
(立教池袋高等学校)
様々な発光色の実用的な二層間PO-CLの作製
大岡 千帆
(栃木県立宇都宮女子高等学校)
凝集誘起発光を目指した新規蛍光色素の合成
堀田 理公、坪井 豪志、竹野 真由
(愛知県立一宮高等学校)
亜硫酸ナトリウムによるメイラード反応の抑制について
東 由佳莉
(広島大学附属高等学校)
メニスカスの形状決定要因
野澤 仁、帖佐 優太、吉浦 颯海
(神奈川県立横須賀高等学校)
貝殻の有効活用による地域経済活性化の検討
松本 凜太郎、横井 風羽
(東京都立小石川中等教育学校)
電気分解による平面的スズ樹の作成 ~磁力・重力の影響~
日吉 綾香、小林 瑞葉、水野 陽斗
(富山県立富山中部高等学校)
局在表面プラズモン共鳴波長420nmの光で生成する銀コロイド ~CMC-Na水溶液中で生成する銀粒子の大きさや形状~
全 小燕 田村 百望佳 伊藤 友梨奈
(安田学園高等学校)
サーモクロミズムを利用した熱で性能の下がらない色素増感太陽電池の研究
山下 寧人、花嶋 良介
(千葉県立千葉東高等学校)
二酸化炭素がアスコルビン酸の減少に与える影響
石原 彩愛、瀬口 裕香、池本 和月
(大阪桐蔭高等学校)
ヨウ素デンプン反応の電荷移動錯体含有ろ紙・アルマイト箔とその防カビ効果
生化学
高橋 正輝、下茂 晄大
(宮崎県立宮崎北高等学校)
飫肥杉葉部抽出物の抗菌作用 ~飫肥杉の歯磨き粉を目指して~
細胞・分子生物学
福司 雪絵
(秋田県立秋田北高等学校)
ウミホタルのルシフェラーゼの多様性をRT-PCRで確認する ~雌雄間コミュニケーションの解明に向けて~
微生物学
宇治田 晶亮、東 拓実
(京都先端科学大学附属高等学校)
オニクマムシの体腔内圧調整について
片岡 里央菜、政岩 祐里佳、小野 颯斗
(岡山龍谷高等学校)
腐植で生活する変形菌から考える人工創生環境の生物多様性
物理学・天文学
伊藤 博哲
(本郷高等学校)
金属板における減衰振動 第2報
大植 湘太
(愛知県立岡崎高等学校)
ポケットに手を入れながら歩く危険性を明らかにする
藤本 一信、遠藤 ひかる
(玉川学園高等部)
円運動と摩擦を利用した等速落下運動の研究
菅原 陽穂、本宮 侑
(兵庫県立加古川東高等学校)
水面形状を用いた物体間に働く吸引の解明
田靡 春貴、赤井 博翔、中村 友哉
(兵庫県立宝塚北高等学校)
尾翼形状が飛行に与える影響
山内 脩斗
(宮城県古川黎明高等学校)
人はブランコをどのようにこいでいるか ~ブランコをこぐ運動の3つの物理モデル~
地球・環境科学
飯田 慧土
(清風高等学校)
ヨシが持つ2つの藍藻増殖抑制効果:Microcystis aeruginosaを用いた検証
栗林 庚熙
(愛知県立春日井高等学校)
黒木 あやめ
(名古屋大学教育学部附属高等学校)
GPSデータを用いたトンガ海底火山噴火による電離圏変動の研究
ロボット工学・知能機械
大西 航
(東京都立武蔵高等学校)
海洋プラスチック採取ロボットの開発
機械工学
木原 悠月、高野 秀太
(愛知県立岡崎高等学校)
Arduinoで制御する車上一次式リニアモーターカーの開発
川崎 大誠
(旭川工業高等専門学校)
ファッションのブレイクスルー化へ向けた応力による生地特性の解析手法の開発
久保田 嘉伸、奥田 眞央、越智 怜楽
(愛媛県立松山南高等学校)
ワイヤレス給電を電気自動車に ~電力伝送の効率化~
清水 紘輔
(山形県立東桜学館高清水等学校)
Effects of binaural audio on English vocabulary learning.
材料科学
蜷川 千里
(千葉県立佐倉高等学校)
金赤だけじゃない!! 銅赤ガラスの世界 ~金の代用と新しい着色方法の提案~
真 次怜
(横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校)
ポリ乳酸に紫外線吸収効果を付与するためにヤブガラシの赤い色素は使えるか
安田 智、米村 世潤
(東京工業大学附属科学技術高等学校)
桜島火山灰を用いた結晶化ガラスの合成
石井 園乃、阿部 理瑛、星野 華那斗
(樹徳高等学校)
カイコの人工飼料に関する研究 ~群馬の農業副産物キャベツパウダーを配合するとなぜ繭は大きくなるのか~
エネルギー:持続可能な材料・設計
坂本 悠月
(山梨県立甲府第一高等学校)
2枚のディスク間における回転エネルギーと弾性エネルギーの相互転換に関する研究
堀口 幸聖n
埼玉県立久喜工業高等学校(g)
昆虫のエアコン ~氷粒を用いた飼育ケース内の温湿度管理の有効性の検証~t
綿貫 大地、鶴岡 知海、松村 昊
(世田谷学園高等学校)
赤潮珪藻とおからの養殖飼料としての有効性の検証 ~オニテナガエビの飼育を通じた成長と官能評価~
石橋 怜輝
(リンデンホールスクール中高学部)
A Brand-New Investigation Method of Deformation in Welded Joints of Heat-Resistant Materials
環境工学
吉村 心希、岩田 茉愛、玉利 友里恵
(立命館高等学校)
効果的な人工リーフの考案
相原 侑汰
(東京学芸大学附属国際中等教育学校)
身近に存在するマイクロプラスチックの測定 ~水道水の分析・河川の採取地点による分布の違いの分析~
数学
齊藤 丈永、鈴木 凱
(東京学芸大学附属国際中等教育学校)
一般化されたフィボナッチ数の加法定理について
山本 修真
(東京都立西高等学校)
Ramanujan Machineによる未解決予想の証明と数学自由研究コンクールの昨年度の最優秀作品における未解決問題の解決
田崎 奏楽
(滋賀県立膳所高等学校)
超多面体のオイラー標数を定める『オイラらのchou多面体定理』
水野 あかり、鹿野 陸
(広尾学園高等学校)
2の冪が平行移動mのウルトラオイラー完全数であるための条件について
加藤 丈裕
(桐蔭学園中等教育学校)
ネイピア数の近似計算
田口 信互
(筑波大学附属駒場高等学校)
冪乗和の最大公約数について
眞部 光、村上 蒼
(啓明学院高等学校)
未解決問題であるpass付き石取りゲームの研究と遺伝アルゴリズム
小野 凜成
(東京都立多摩科学技術高等学校)
Shorのアルゴリズムにおける計算量削減についての研究
佳作
動物科学
遠藤 晃
(福井県立高志高等学校)
植物の光学計測と行動実験から明らかにする黄花と黄葉に対する昆虫の弁別能力
渡部 華子、西岡 愛佳、明神 莉々花
(愛媛県立松山南高等学校)
ミノムシ糸とクモ糸から考える動物繊維の可能性
伊東 優汰
(福島県立安積高等学校)
カワニナの垂直移動について
藤田 大悟、市原 煌大
(神奈川県立平塚中等教育学校)
人間らしい歩行
後藤 銀士路、福田 涼真、古川 大雅
(岐阜県立岐阜高等学校)
ヤマトサンショウウオとセトウチサンショウウオの将来的な交雑リスク
植物科学
壷阪 廉太朗、藤岡 叶夢、川島 笙寛
(兵庫県立龍野高等学校)
ペットボトルで簡単組織培養
植田 彩花、松永 卓也
(兵庫県立小野高等学校)
クロモジのホルムアルデヒドに対する有効性 ~シックハウス症候群の改善を目指して~
豊島 美咲
(立命館高等学校)
オジギソウの明暗条件変更による応答電気測定による分析
化学
芦川 輝、稲澤 健斗、宮野 航
(静岡県立清水東高等学校)
メチレンブルーの酸化還元反応の応用
後藤 俊之祐、荒関 大翔
(北海道小樽潮陵高等学校)
塩基性物質をジアゾカップリング反応のカップリング成分として用いる方法の研究
齊藤 菜々、神毛 拓翔、 酒井 柊真
(宮崎県立宮崎北高等学校)
リグニンの活用と変色システムの解明
大和 稔明
(立教池袋高等学校)
深いBZ反応
星野 実月
(昭和女子大学附属昭和高等学校)
大量廃棄される貝殻の脱臭・抗菌・防カビの可能性
微生物学
渡部 亜弥
(愛媛大学附属高等学校)
江戸から令和で生じた酢酸菌の進化 ~継代培養実験による進化再現への挑戦~
行動・社会科学
古川 あおば、河久保 維吹、北林 昂大
(東京都立多摩科学技術高等学校)
学校内における『密』回避方法の研究
物理学・天文学
沖野 駿、灘岡 諒、若宮 連
(香川県立観音寺第一高等学校)
正確かつ安全な投下パラシュートの作製
新野 太一、遠藤 未唯、木村 駆
(福島県立安積高等学校)
重力加速度の最適な測定方法Ⅱ
遠藤 撫月子、蔦尾 和波、住村 陸斗
(鳥取敬愛高等学校)
力のベクトルの合成・分解について糸の張力のつり合いにより検証する実験
井上 遙
(滋賀県立膳所高等学校)
重力波の干渉と重力場の変化による地球の公転軌道の変化と環境に対する影響について
高橋 礼
(本郷高等学校)
コップから流れる水の形
地球・環境科学
小崎 律、平原 諒太郎
(愛知県立明和高等学校)
成分から見る地下水のつながり
白井 壮一郎、石垣 将成、本間 翔太
(山形県立山形中央高等学校)
大沼浮島の探求2021 ~浮島存続の危機に立ち向かう 2~
古山 蒼亮、佐藤 脩斗、安藤 ひなた
(岐阜県立八百津高等学校)
山間のため池にあるマイクロプラスチックの研究
上川 敬人、宇都宮 櫂
(静岡県立磐田南高等学校)
冬季スプライトの形状と気象条件の関係
システムソフトウェア
長田 悠生、藤原 佑吾、村上 颯志
(兵庫県立小野高等学校)
BSSO(Brief Simulation System using OpenFOAM)の研究開発 ~新たな流体シミュレーションシステムの開発~
佐藤 弘基
(群馬県立高崎高等学校)
次世代型コミュニケーションツール『CrossRoom』
ロボット工学・知能機械
菊池 武圭、立石 開誠、明妻 直宙
(千葉県立千葉工業高等学校)
生体模倣型ソフトロボットアームの研究開発~Research and Development Biomimetic Soft Robot Arm“B-sora”~
機械工学
濱崎 爽、庄司 朝陽、小和田 真平
(宮城県仙台第三高等学校)
ペットボトルフリップ成功と水の重要性
清野 悠人
(郁文館グローバル高等学校)
有翼モデルロケットの開発及び飛行特性
エネルギー:持続可能な材料・設計
林 建佑
(名古屋高等学校)
小國 湊以
(愛知県立岡崎高等学校)
金属と半導体の分極解消時間の違い
生物医学・健康科学
杉山 奈都
(岐阜県立岐阜高等学校)
朱 英里
(南山高等学校女子部)
名古屋市付近の河川における薬剤耐性菌の現状
生体医工学
吉田 光翔
(中央大学附属高等学校)
マニキュアの使用がパルスオキシメーターの測定値に与える影響
トランスレーショナル医科学
杉山 輝恵
(愛知県立岡崎高等学校)
横田 彩名
(静岡県立浜松北高等学校)
パーキンソン病原因タンパク質α-synucleinの凝縮・凝集過程の解析
数学
池田 壮良
(桐蔭学園中等教育学校)
代数関数における導関数と逆関数の一致
大浦 匠哉
(京都市立堀川高等学校)
三角比の積とオイラー関数 ~チェビシェフ多項式の一般項から~