活用事例
白鷗大学足利高校(栃木)
朝学習で速読の力を養う

「時事ワークシート」が配られると、生徒たちは黙々と解答を書き込んでいく。速読の力を養うため制限時間は5分。白鷗大学足利高校(栃木)の特別進学(特進)コース2年の朝学習だ。
時事ワークシートに取り組むのは週1回。この日は、経済的理由で生理用品が購入できない「生理の貧困」を取り上げた「図表の読み解き」シートが使われた。朝日新聞掲載の図表を使い、グラフからデータを読み取る力も試される。
生徒たちは手際よく解答を書き込むと、解答・解説シートをもとにすぐ自分で採点。不十分な解答は残りの時間を使って書き直した。時事ワークシートを使って2年目になる生徒(高2)は「いままで知らなかったことを、知ることができるのがいい」と話す。
同校は特進を含め全てのコースで大学入試の小論文・面接対策のため、時事ワークシートを朝学習に取り入れている。導入を進めた坂本匡弘教諭は3年の学年主任のとき「生徒たちの時事問題に対する理解の低さ」を痛感。「スマホニュースの見だしだけでは、大学入試は厳しい。時事ワークシートならジャンルを問わず様々なニュースに触れることができる。積み重ねが大きな力になる」と期待を寄せる。
お問い合わせ 朝日新聞社 時事ワークシート担当
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