朝日新聞 時事ワークシート

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活用事例

日本大学第三高校(東京)

先生オリジナルのシートを使い、段階を踏んで考えを深める

「日本のデジタル化」についてプレゼンする日本大学第三高校の生徒たち=東京都町田市

日本大学第三高校(東京)では、2年生の探究学習のなかで週1回、時事ワークシートを使っている。
 6月18日の授業で取り組んだのは「日本のデジタル化」を考える「新聞の読み解き」シートだ。生徒たちはまず「万博の電子入場券/足りなかった『苦手な人の目線』」という約3千字の記事を読んだ。そして要約文の空欄を補充する問題などを解いた。ここまで5分だ。
 シートはこの後、「日本社会のデジタル化を進めるにあたって必要なこと」について、自分の意見を100字で書くという構成だ。しかし、同校ではいきなり自分の考えを書くのではなく、先生オリジナルのシートを使い、段階を踏んで考えを深めさせる方法を取っている。
 (1)日本のデジタル化の「うまくいっていないところ」を挙げる(2)「具体的にどのようにうまくいっていないのか」を5W1Hを使い掘り下げる(3)他の分野や他国でうまくいっている例を調べる、といったぐあいだ。
 そのうえで「デジタル化」に対する自分の「意見」だけではなく、自分ならどういう「問い」を立てるのかをじっくり考えさせる。「良い探究は、良い問いから生まれる」(国語科の金子美保教諭)との考えからだ。
 この授業は1人30秒のプレゼンで締めくくった。「国が国民のデジタル理解度を把握していない」「高齢者にスマホを教えてくれる人手がない」。生徒たちは自ら見つけたデジタル化の課題を発表していった。

実践的な探究手法を学び
自ら探究テーマを見つけることにつながっていく

同校では「時事ワークシート」を使い、実践的な探究手法を学んでいく。それは高2の後半、自ら探究テーマを見つけることにつながっていくという。「ネットでは自分の関心事ばかりを目にしてしまう。時事ワークシートを通じてふだん耳にしないようなテーマに興味の幅を広げてほしい」(金子教諭)
 授業を終えた関塚蒼乃さん(高2)は、「様々な記事を読むなかで自然と多面的、多角的な思考ができるようになっていると思います」と手応えを話していた。

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